2005 9月4日(日) 後白髭山船形山縦走
秋雨前線が東北を斜め切り
空模様を気にしつつ仙台市内を6時に出発。
西道路トンネルを抜けるとそこは小雨街道に変わりワイパーの欠き取る雫に視線が集中する。
定義でトイレ休憩ついでに山歩き身支度もしてもらい雨具着用登山隊に変身し横川林道突入。
刈祓いされてない藪と垂れ下がる枝、道に鎮座する落石をかいくぐり本道を進む。
突然の雷光、続く落音、参加者の顔色が悪いのは言うまでもない。
私達を阻むかのように雨はひときは強く葉を貫き視界を妨げ林道は沢状と化した。
最終天気図を思い浮かべさらに林道分岐から登山口へ進むが
林道は最悪極まりない状態になっていきバスのドライバーさんの苦労と苦痛がバスの中に充満した。
「よろしくおねがいします」と祈り7:38登山口へ到着、
雨も小降りになったが参加者の気の重さをひしひしと感じるが後白髭分岐でエスケープ判断として出発することにした。
今日は雨具快適体験会!気を楽にして歩き出した。
C1000を越える頃にはしっとりとした雨に変わりC1200では雨が上がった。
尾根肩のC1334では視界が50mほどに遠望は利かないが、参加者の表情に笑みと会話が戻る。
昨日の大雨の影響もなく山道もそれなりに歩きやすく蛇ヶ岳まで行けた。まだ天候はもちそうだ、
視界が100mほどに、三光宮経由でのエスケープも考えたが船形山山頂へと進む。
お昼に全員シャキシャキと山頂到着、先行登山者(大滝からの5人組)から山道の状況を聞き予定通り下山を決める。
尾根直下の岩場道も問題なく下ることができた。
前船形の分岐を過ぎたあたりからしとしとと雨が降り出したが濡れることもなく、怪我もなく無事駐車場に全員下山できた。
バスもちゃんと待機してありホッとする。 しばしこのコースのツアーは無いだろう。
コースタイム
横川林道登山口8:05出発 〜 P1334 (9:00着―9:10発) 〜 分岐(9:18通過
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〜 後白髭山 (9:35着―9:45発) 〜 三叉路 10:22通過 〜 蛇ヶ岳山頂(10:35着―11:04発)〜
千畳敷分岐 11:30通過 〜 観音寺分岐 11:50通過 〜 船形山山頂 11:53着―「昼食」
―船形山山頂 12:42発 〜 尾根分岐 12:48通過 〜 前船分岐 13:24通過 〜 湯谷地 14:00通過
〜 大滝キャンプ場 14:05到着
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