週間天気予報は雨、前日予報は微妙に雨、当日の天気図予測ではやはり雨。
今回は情報の少ないコースの登山(登山道欠損・ほか)を経験し判断力、実行力を身につけてもらいたいこともあり小雨、雨決行とした。
仙台出発6:00盛岡南ICを下り区堺までノンストップ門間より5km林道へ入り握り沢登山口9:00到着。 登山口には通行止めの表記。
事前に行政に確認したところ鳥居までの登山道にかかる橋の復旧が出来てない為とのこと。
ツアー4日前に下見で現場を確認、数ある山行ではこんなこともあるので「そんなときにはあなたならどーする?」
学習テーマにつかわせていただくことで入山。
ヒーヒーフーの南面コースとは違ってスローペースで渓流沿いの整備された道を進む。
アイオン沢出合を過ぎたC800地点くらいで橋の欠損による通行止めのロープが張られている。
崩落した橋の下部を通行は?×、へつっては?×、迂回は?(地形的に迂回(巻き)が出来るか判断)。
今回は危険箇所をトラロープで閉鎖中。
ロープの外周を巻いて先の登山道へとつなげ先へ進み10:30握り沢玄関の鳥居へ着く。
小雨を祈りながら広い尾根道を進む。東北特有のブナの原生林とも違い原始の森を感じさせる巨木が目に入る。
(なんか空気が違うような気が・・・するのは自分だけなのかも?)
登山道は整備されとても歩きやすいのだが時折踏み跡が散乱している箇所が見受けられるのであわてず動物の感で先へ、
六合目10:45原始の森が続く七合目11:15、八合目12:00着、若干雨足が強くなるがアイオン沢の視界が開ける。
これより滑りやすい岩混じりの登山道に変身。
滑る足元に注意しながらゆっくりと九合目到着13:00樹林も低くなりそよ風でも体が冷える。あと一息、
稜線が間直になるにつれて南からの吹き込む雨と風が厳しい。
13:40稜線縦走路に出る。山頂小屋で休息し14:10山頂を出発。
鉄はしごまで下ると風も雨も弱まりホッとする。
雨交じりの天気でしたがうすゆき草も開花し気持ちがなごみ沢道の登山道も楽しく下ることが出来た。
小田越口シャトルバス15:42にギリギリで乗り込むことが出来冷えた身体を花巻温泉にて暖めて仙台20:00到着する。
開花時期の晴れた日にもう一度挑戦したいものです。
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