週間天気予報では曇り時々雨から一転、高気圧の淵にかかり晴天で向かえた石見堂岳
身近にありながら話題にも上ることのなかった静かな山での企画でしたが山渓に出てしまったようでこれから賑わいの山となるでしょう。
朝日連峰の北東端、湯殿山、月山からすると南西に位置し里山風でもあり奥深さを感じる山でもある。
「晴天」外気温は8度。今回は砂沢の右岸(片寄)の尾根に取り付きC757、C951と小桧原川左岸尾根を詰めてみた。
道路脇の杉林は雪も解けかけ不安定な足元なので雪でガッチリ埋まっている小沢を詰め尾根右より取り付いた。
尾根には所々雪も消えイワウチワが見事に咲き足の踏み場に困惑し高度を上げる。
C757からは気温も上り豊富な雪に足元が沈む。C1080までの尾根には雪庇があり南側を巻き一息!
最後の急登(C1180)は直登で頑張る。山頂が見える、大雪面が気持ちいい。
11時40分山頂到着、無風、気温16度。西に赤見堂岳、北に湯殿山、月山、葉山、
南西には障子ヶ岳、南に大・小朝日岳と360度パノラマで大満足。12時30分、帰路をC994を目指し砂沢左岸を目標に下山開始。
直下の雪にはクラックが入っているので十分注意し南を巻くように沢(C1000)まで下り
C994先の尾根分岐の雪庇北東端で注意をはらいC516の尾根へと下る。730m付近より尾根の雪もとぎれとぎれで注意を要する。
この雪尾根にはかなりの踏み跡があり多くの入山経跡が伺えた。
雪の消えて尾根にも登山道らしき踏み跡があることから残雪期のみならず登山できるのかもしれない。
雪をつなげながら14時30分道路の側面にてこずりながら下山する。一番の難所は道路への下降が印象的だ。
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