行程
仙台(6:30) ラビスパ裏磐梯駐車場(8:30 歩き出し9:00) 遊歩道分岐(9:43) C1102m(10:12) 雄国山山頂(11:26)
雄国沼休憩舎(12:00 12:45発) 雄国沼散策路周回(25分) 雄国沼休憩舎(14:10) 雄子沢駐車場(15:05)
ラビスパ裏磐梯(15:20 入浴 16:00発) 仙台(18:30)
梅雨突入、朝からしとしと時雨れて、土湯温泉辺りから濃霧で車もトロトロ。
登山口であるラビスパ西口も霧の中。風はまったくなく、暑くなりそうです。
桜峠ということで?桜の植樹地からの歩き出し。地図では、出だしから急登がイメージされたものの、
回り込んだ登山道は苦しさを感じさせることなく東口からの道と合わせます。
そこからは快適な雑木林の散歩道で、他に登山者の姿はなく、楚々と咲くたくさんの花々、セミや小鳥の声
、森のしっとりと香る空気を、存分に楽しめました。
登山道は総じて歩きやすく、やがて上方が開けるとC1102mピークです。
晴れていれば喜多方方面が望めるはずが、まだ動かないガスの中、展望はなし。
鞍部の小沢を渡り、やがて左手の平たい大岩に上がると、
磐梯山の突き上げる稜線と爆裂火口がガスの切れ間に見え隠れしていました。迫力の展望のはずが、実に惜しい・・。
ここからは笹や潅木が多く植生が変わります。
雄国山山頂には見晴らし台がありますが、あまり広くなく20人もいれば満員御礼。眺望も得られないので早々に下ります。
レンゲツツジやタニウツギなど木生の花々に出迎えられ、雄子沢からの道と合わせると間もなく雄国沼です。
ログハウスの雄国沼休憩舎は広いデッキとベンチシート、広い床スペース、トイレがあり、快適。
一人100円の管理協力金を呼びかけていました。
休憩舎から雄国沼高層湿原の散策路を一周。
レンゲツツジのオレンジと、ほころび始めたニッコウキズゲのヤマブキ色がなんともいえない花園の風景を作り上げていて、
木道は花の回廊一歩手前です!ワタスゲの群落に寄せて返す霧の波に流されるように沼を後にします。
ガスが晴れて木漏れ日が差し始めた雄子沢沿いの道は植生がまた異なり、アップダウンも少なくて、
いつまでも歩いていたい気持ちにさせてくれます。やがて車道におり、下山です。
向かいの駐車場まで道路を横断。最後まで気を抜かないで。
たとえ眺望がなくとも満足度が高く、山を初めて歩く人から花や森を楽しみたいベテランの方まで、飽きさせないとてもよいコースです。
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