女峰山ツアー
ウキウキと林道歩き
ゴロ沢を慎重に渡ります
トロッコレールを横断
その沢工事中につき
夕陽の芸術にため息
白髪ネギのような霜バシラ
月に向ってガレを登る
男体山・大真名子山
小真名子山
山頂の女峰山神社
女峰山からのロープ場
一里ヶ曽根より女峰山を望む
心地よい稜線の樹林歩き
深い深い雲龍渓谷も錦の衣
ヤセ尾根アップダウン
ドウダンが赤く染まる
霧降高原今日は晴れ♪
カシミール3D画像
女峰山ツアーレポート
2008年10月18〜19日(土〜日)

10/18行程
仙台(6:30)−−−志津乗越(13:20着−−−歩き出し 13:40)−−−車止ゲート(13:57)
−−−馬立(14:45)−−−水場(16:25)−−−唐沢小屋(16:55泊)

紅葉の見頃+ドライブ日和+休日の観光地=渋滞〜。

今市ICから日光イロハ坂の上まで、車が数珠のように繋がってしまい、流れ任せです。

車中ストレッチ体操や山談議に花を咲かせました。

徐々に大きくなる男体山の雄姿を楽しみながら車中でお弁当を広げ、昼食です。13時過ぎ、ようやく入山口に到着!

暖かく穏やかな日和で、太陽が沈む前に小屋に着けばいいさあ、みなさん明るい表情です。

林道沿いのカラマツの黄金色と煌煌と燃える紅葉にため息が出ます。

馬立の分岐を過ぎてゴロ沢を渡渉すると、涸沢を見下ろすように沿う登りの始まりです。

カラマツやシラビソ、カンバの道は、下草がさっぱりしていて気持ちの良い山道でしたが、

時折覗き込む大きな沢はどこまで登っても治山ダムの建築工事中。

行く段にも堰提が設けられ、周囲の美しい自然との違和感は相当なものです。

男体山もそうですが、崩壊の続いている山は生きている山、変化している山です。

それを止めようというのは・・・との思いを抱かずにいられません。

水場は登りの途中、勾配があり荷物のコロリに注意しながら冷たく美味しい水をいただいて、小屋へあと少しの頑張り。

夕陽が日光連山のシルエットを縁どり、思わず足が止まりました。

小屋には先客が数組、単独の方が多かったようです。

小屋脇の廃材を利用して立派なトイレを作成。遅くなったのでうるさくないよう、寒いけど外厨房にて、

みんなでわいわい調理の星空レストランとなりました。

(もうダウンジャケット必須ですよ!)時々オリオン座流星群の明るい尾を引いて流れていくのが見えました。


10/19行程
唐沢小屋(7:10)−−−女峰山山頂(8:05)−−−水場(9:43)−−−一里ヶ曽根の社(10:16)
奥社跡(11:02)−−−赤薙山山頂(11:59−−−昼食 12:30)−−−焼石(12:59)−−−キスゲ平展望所(13:20)
−−− 霧降高原第3駐車場(13:55) 仙台(19:00)

月がまだ白く青空に浮かぶ、冷たい朝の澄んだ空気。

今日1日のはじまりです。朝食で胃袋を温め、元気よく出発〜。

小屋から頑張りの登りも程なく女峰山神社に到着。山頂からは360°素晴らしい眺めです!

お隣りの帝釈山へヤセ尾根が延びていました。

今日は欲張らないけれど、歩いてみたい道でした。

女峰山からの下りは、時折トラロープの設置してある急勾配。ザックも大きいので注意して通り抜けます。

稜線上の歩きは紅葉を纏う山々のパノラマロードとなり、飽きることがありません。

小さな水場の周囲もここに泊まりたいほど居心地のよいスペースです。

雲龍渓谷をぐるりと回りこみ下方に六方沢橋が紅葉に囲まれているのが見えました。

アップダウンが適度に続く道は総じて歩きやすく、カサカサと落ち葉の鳴る音が響きわたります。

白い岩のヤセ尾根をクリアしてまもなく、社のある赤薙山山頂に到着です。

陽だまりの中でポカポカと昼食を食べ、降りてしまうのを惜しみつつ霧降高原を目指します。

ここからはずっとの下り。

樹林を抜けてドウダンが赤く彩る笹原を過ぎて、予定通り霧降高原駐車場に下山。

整理体操を行ってから、かわいい露天風呂のある温泉に浸かって帰路に着きました。

登山情報
□ トイレは戦場ヶ原の茶屋を利用、志津乗越にトイレ、水場はありません。
□ 小屋下の水場は水量が豊富でした。
□ 唐沢小屋はトイレがありません。周辺を汚さないように工夫しましょう。
※上記コースタイムは休憩時間を含めての到着時間で表しています。