天気は快晴。朝から雲ひとつない空です。
東北道を南下中、蔵王連峰、吾妻連峰、安達太良連峰、那須連峰と
いずれも山襞まではっきりとわかる素晴らしい眺めです。
八溝山に向う道中、畑から里芋の収穫や、大子町に広がる茶畑などを見ながら、
八溝林道の入口である大鳥居までやってきました。
ここから登山口までは車幅はせまいものの、舗装された林道となります。風もなく、よい登山日和です。
登山口で身体を伸ばしてストレッチをすると、ポカポカと暖かくなってきました。
今日は反時計回りのコースとしました。
明るい樹林の中を八溝山の湧水を沢筋に向うと、わさび田がありました(どなたの管理なのでしょう?)。
登山道沿いは立派な杉の巨木が並木を造っています。
朱の柱が鮮やかな日輪寺は開基千参百年とのこと、杉並木は長いこと参詣者を見守ってきたのでしょう。
尾根に上がると明るい樹林の笹原を進みます。
ヤブムラサキの実が繊細な紫色を放っていました。
銀性水、金性水への分岐を過ぎ、道路を横断すると八溝山神社。
すぐ裏手が山頂です。
展望はききませんが有料の展望台があるほか、電波搭などがあり、広いのでゆったりお弁当を広げられます。
下山は分岐を西へ。長い長い八丁坂の階段をくだっていきます。
坂の終わり頃、湧水の東屋がありました。
鉄水です。大きな杉の門を過ぎ沢を巻くようにして青竹の湧水がありました。
金性水です。手持ちのコップで一口ふくんでみると、ふわっとまるい口当たり。
甘露、甘露。そのあと直登したらエライ急斜面というところをトラバースしますが、
登山道が広く全く不安感はありません。
沢をのぞくとおお!と思います。
妙見菩薩分岐(妙見菩薩へは心臓破りの階段です)を過ぎて高度を下げ、ほどなく車道に出て登山口到着です。
登山情報
□ 登山口は車8台ほどのスペース(上部にも多少あり)。水場・トイレは日輪寺までありません。
□ 山頂に駐車スペース、トイレがあります。
□ コース途中に湧水を利用した水場があります。
※上記コースタイムは休憩時間を含めての到着時間で表しています。
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