空はどんよりだが穏やかな日曜日の朝の出発、県境を越え福島上空、青空がのぞく。
が・・・山の稜線には流れる雲を見ながら土湯峠へ向け走る。
春を思わせるほどの降雪量(残雪)に驚きを隠せない。8時30分箕輪スキー場へ到着。
身支度を整え計画書を提出しリフトで移動開始。
強風の為山頂線のリフトが9時の始発時刻になっても動かない。10分遅れで乗る。
9時30分強風の中行動開始。
右頬に容赦なく吹き付ける西からの風に耐えワカンの爪をガツガツと雪に踏みしめながら
箕輪山ピークをカットし鉄山の避難小屋を目指す。
滑り隊は風にあおられシールの食いつきも悪く登高に苦戦のようだ。
歩き隊耐風姿勢をとりつつ避難小屋10時30分到着。東窓より入室。
10分遅れで滑り隊到着。入室にてみんなの笑顔が戻る。
避難小屋へは3人P、2人Pのテレ、山スキーヤーの19人が入室。
歩き隊11時小屋を先発。
外へ出るとスキー場よりショートカットして胎内尾根C1620へ向かっている10人ほどのパーティー先行中。
ほかボーダーが2人カットルートでコルへ向かっている。
歩き隊も同様西風に押し戻されながらコルよりちょっと下がったC1600まで進む。
風当たりも弱く穏やかな時間が過ぎる。
尾根頭に滑り隊が見える。慎重にコルへと高度を下げる。
歩き隊と滑り隊下降コースを変えて下る。
思ったより下雪も閉まり快調に高度を下げる。
C1500からC1150くらいまでは雪もすごく軽く足取りも軽い。
C1250付近で小屋で一緒だった3人パーティーか軽快にスプレーを上げながら滑って行く。
12:20滑り隊通過合流点へ着く。滑走の跡発見。軽く昼食をとり行動開始。
下部の雪原をのんびり軌跡を振り返り下る。
空は鉛色に稜線には雪雲がいつの間にか張り付き小雪もちらついてきた。
雪質もべた雪となり足もとがとられ気味に急斜面を無事クリアし歩き隊13時40分、
滑り隊13時10分無事下山となる。
|