人知れず静かな山 三体山
秋も深まり里の木々も色付が始まるこの季節長井市へ
仙台のお天気は曇り空、
内陸のお天気に期待して6時出発する。
峠を越え望む朝日連峰稜線には雲がかかる。
せっかくの山登り、眺望は期待できずか?
長井市西方長井ダムへ向う。
火中の八ツ場ダムを思わせる長井ダム建設、
敷設道路の整備もあり登山口へ順調に向かうことができ8時10分到着。
準備整え8時30分出発する。
まずは釣り橋から、しっかりしているものの心地良くフワフワ揺れる。
左に沢をみながら不安定な草むらの足場をゆっくりと行く。
分校跡地で林道と合流、さらに林道を北へと進む。
丁度体が温まる頃9時15分登山口到着。
踏み跡はあるものの落ち葉で足元が不安定な斜面を登る。
地図で見るより思いのほか急登でがんばりの登りが続く、
急登だけではなく意外に尾根も細い、まずはC813まで気が抜けない。
周りの木々の紅葉は色濃く元気がもらえる。
要所要所急登のところにはロープが張られており地元の山岳会の方々に感謝です。
今回のハイライト登り尾根より遠望できる景色はすっかり雲の中で残念としか言えない。
じりじりと登りは続く、疲れを感じる頃ロープが現れる。なかなかの気配りです。
C950雨量計跡地を過ぎたあたりから三体山稜線はうすいガスの中に入る。
C1000付近より一部潅木帯をぬけまたか利払いの道を進む。
(赤布(ピンクテープ)の誘導あり)事前に調べたコースタイムよりゆっくり登ること11時45分山頂へ到着。
展望台からは・・・何も望めず。吹き込みの風もあたらずまずは食事をとり下山へ備える。
12時25分下山開始。
しっかりとした足並みで順調にヤセ尾根、急斜面を下るが登りで感じたより急斜面の多さにドキドキです。
しかし沢にとけこむ紅葉の美しさを十分に楽しみながらの下りでもあった感じがします。
14時05分登山口到着。落ち葉のカサカサ音を感じながら駐車場14時35分到着する。
下山後長井市内のはぎの苑にて入浴後仙台へ18時無事に帰る。
道程は険しいが一面に色付く紅葉は格別でした。
視界のとれるこの季節に再び訪れてみる価値ある山ではと、
次はお隣りの合地沢からの無名峰(C1293:合地峰)に想いは続く!
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