羽後朝日岳
眠い体を呼び醒ませ
原生林の中
堰堤越え
中州を歩き
右に左に渡渉を繰り返し
沢崩落
水際がやっかい
二股まであと少し
C700下流部
下二股(C700)
 C850下流部
残る雪渓

上二股(C850)
ぐんぐん高度を上げる
ポイントの滝右岸登り
小滝の巻き
源流もそろそろ詰
稜線へ出る
後方山頂
河原のニッコウキスゲ
カシミールGPS画像
 
2009年7月12日ツアー報告

梅雨まっただ中のこの季節、山の花の開花も真っ盛り!

行動時間に少しでも余裕も持ってと明け方空が白む4時出発する。 (バスの遅れ多少あり)

眠気にも誘われるも寝付けず田沢湖町へそして林道へと先を急ぐがこれまた失態、

間違えロスタイム20分朝のロスタイムは山行では後半何かとひびくといやな予感が頭を横切る。

林道終点8時10分着、8時30分元気よく出発。

むか〜しむかしの面影はどこにもなく

車が入れた広々とした河原はジャングルと化しており踏み跡をたどり先に進む。

堰堤を越え河原の藪をかき分け沢を右に左に渡り高度をジリジリ上げてゆく。

空は薄雲、稜線にやはり雲の気配、時はまたたく間に過ぎてゆく。

C700下部二股でまずは一休み、見上げれば急峻な尾根が。

まだまだ続く原始の登山。

そんな魅力が手の届くそこにありC850まで一頑張り。

11時40分上二股に到着。

雪渓が残っていたせいかちょっと肌寒い感じがする中、望みを託しさらに進む。

目の前の流れをかわし斜面を乗り越え高度をかせぐ。

帰りの体力を考え先への想いを断念し引き返すことにした。

先を進むパーティーは順調に滝を巻き、

源頭部へと進むがしかし時間を考え13時05分稜線へ立つことで山頂を眺め引き返すこととなる。

朝の予感が的中!「朝の30分は後半の1〜1時間半に跳ね返る」こととなった。

すれ違った他パーティーさんの話から稜線に出てからのお花畑は素晴らしかったと軽快に降りて行った。

先降りパーティーが慎重に下り降りたのは15時30分、後続アタックパーティーは16時全員登山口到着する。

長かった原始的山行で疲れきったこともあり各自家族に下山連絡を伝えた後

雫石の風呂で汗を流し仙台着は21時をまわる。

参加者のみなさんの行動力、理解、協調に感謝でした。

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