梅雨の止み間を狙って秋田駒ケ岳(男岳)に行ってきました。
前日までの天気予報では曇り後雨。あまり期待しないように現地到着。幸運にも雨雲はかかっていない。
今回は国見温泉から秋田駒の外輪山を一周する企画。展望が楽しめれば何よりだが、旬の花が一番の目的。
頂上付近はガスに包まれているが、まずまずの天気の中国見温泉を出発。
横長根までは小一時間ほどの登りが続く。お花シーズンとあって登山客は多く、抜きつ抜かれつでちょっと面倒。
尾根に乗ってしまえばしばらく急な登りはないので気が楽になる。
花も咲き出し写真をとったりうんちくを聞いたりとのんびりと進む。
大焼砂手前で急に樹林帯が切れ、火山礫の不毛の地と変化する。
この不毛の地でもコマクサの様な高山植物は力強く生きているのがすごい。でもちょっと早かったかな。
ムーミン谷に向かって火山礫を進むと突然緑の中に入っていく。
そこは一面の花畑。一面のチングルマ。すげー。
自分花のことはとんと疎いが、お客さんは写真取りに大忙し。地面を痛めないように木道の上からね。
ムーミン谷の名に恥じないメルヘンチックな木道をたどると男岳の荒々しい岩峰群が迫ってくる。
あとは男岳に向かって急な登山道を一登りすれば稜線に飛び出す。しばらく稜線をたどると男岳の祠が見えてきた。
男岳の頂上は視界こそ聞かないが、風もなく快適な陽気。昼食をとる。
下りはそのまま直進。五百羅漢を超えて外輪山一周ルートを進む。
このルートはあまり人が入らないらしく、下草がちょっとうるさい。だらだらと思ったよりも長く感じる。
白滝登山道の分岐まで来ればあと一息。国見道の分岐に戻り温泉を目指す。
今日のお風呂は国見温泉森山荘のワイルドな露天風呂。
変化があり、丁度良くまとまった楽しい山でした〜。
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