2011年10月 8日
天候に恵まれる予報の3連休初日、大日杉より入山です。
登り始めてまもなく急登の鎖場ザンゲ坂です、ここをクリアしても延々登りっぱなしで3時間!やっと地蔵岳に到着。
紅葉を楽しみながら緩やかな稜線を少しづつ高度を上げ今夜の宿の切合小屋に向かいます。
お昼頃から雲行きが怪しくなり、小雨模様で雨具のやっかいに、
小屋の水場は9月の連休を最後にホースをはずすので小屋の手前の沢で今晩と明日の分の水を補給します。
小屋に着く頃には雨もやみましたが、気温はグングン下がりはじめました。
切合小屋はほぼ満員状態でしたが、一階で先に陣取っていた法政大ワンゲルの方々にスペースを空けてもらい寝床を確保。
(法政大ワンゲルのみなさん、ありがとうございました。)
満員状態と食事の炎で小屋の中はポカポカで朝まで寒さを感じずに済みました。
10月 9日
本日は長丁場なので日の出前の5時出発です、ヘッドランプを着け飯豊本山へ向かいます。
放射冷却でかなり気温が下がっていて、霜柱と氷が張っている中をザクザク歩き、30分ほどで太陽が顔を出し始め、手を合わす。
本山小屋の気温は氷点下、ここの小屋も満員御礼!テントも数張り。
本山山頂で写真を撮り御西小屋へ、御西小屋に荷物を置きサブザックで大日岳をピストン(約3時間)
大日山頂で360°の大展望を楽しんで来た道をもどります。
延々と続く稜線上を飯豊連峰の雄大景色を楽しみながら梅花皮小屋に到着!
今夜の小屋は泊まり客が少なくゆったり使えました。
10月10日
夜中から朝方にかけての暴風とガスで10日の行動をどうするかと・・・悩みましたが、
出発するころにはガスも切れて風も歩行できる程に収まりました。
エスケープせずに予定通り胎内に下ります。
目の前にそびえる北股岳を越え、門内、地神、をすぎると 杁差岳が見えてきます、頼母木小屋で一休みです。
頼母木小屋は本日で管理人が下りるそうで小屋じまいのところでした。
大石山を過ぎるとあとは下りるだけです、かなり急道、やせ尾根。岩場、と気が抜けない登山道が最後まで続きます。
三日間の疲労と重いザック、大石山からの下り・・・こたえる道でした。
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