中島台〜鳥越川〜千蛇谷で鳥海山を目指してきました。
東北きってのロングルートに1泊2日でチャレンジ。新山まで上がると標高差1770mの大滑降!
日曜日は天候が回復しそうなのでそれに期待!
【7日】
除雪は中島台レクリェーションの森までしてあり、予定よりも標高差を100mほど稼げる。
まだまだ全面雪で地面は出ていない。終始スキーでの行動が出来た。
赤川は橋を使って渡り、獅子ヶ鼻の湿原を越えて尾根に取り付く。
時たま吹雪く天候で視界は効かない。でもしっかり閉まった雪の上に深雪15cmほどでラッセルはほぼ無し。
稲倉の壁が近づいてくるといよいよそれらしく。c1020付近で樹林帯が切れるので今日はここまで。
テントを張って宴会モード。メニューは鶏つくね鍋。
【8日】
夜の間に更に積雪10cm程。朝テントを出てみても相変わらずの曇天。
7:50に天場を出発。4時間で山頂を目指す。
天場から先は白の世界。ガスるとホワイトアウト。でも特に危険箇所も無いのでひたすら進む。
昼には晴れる予報なのでそれを信じて!
9時を回った頃からやっと青空がちらほら。期待が膨らむ。
今回の核心部「七五三掛」の斜面は傾斜のゆるい右の尾根を目指して進むが、アイスバーンに阻まれる。
仕方なく左にトラバースし谷筋に入りなんとかアイゼン無しでも登れた。
天気は相変わらずガスと晴れの繰り返し。基本ガスってる。
折り返しを12時に設定して上を目指す。
時たま新山が見えるも、千蛇谷深くに入るといよいよ視界が効かなくなってきた。
c1940で今日は断念!残り300m程だが、あの天気では遠かった。
滑り出しの千蛇谷はホワイトアウトの酔っぱらい運転。
でも七五三掛の斜面からは視界が効き出しガスの切れ目を狙って快適大斜面。
時たまアイスバーンに突っ込むも基本パウダー。もう4月なのに、さすが鳥海山ですね〜。
緩急おりまぜた斜面を堪能し天場へ戻る。やっと青空が覆ってきた。回復が後2時間早ければと残念。
一休みして撤収!
標高1000m以下は重々の腐れ雪。でも基本傾斜は緩いので問題無し。
登り返し無しで赤川の橋まで。
春の陽気となった中島台はトレースでいっぱい。
車を目指して名残を惜しむ…。
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